成長する娘に触発されて

日々成長する娘に触発されている。

マットの上に寝かせれば、

すかさず寝がえりをする

チャレンジ精神。

支えられながらも2本の脚で

立ったときの「どうだ!」と

言わんばかりの満足げな表情。

 

成長するのって自分自身が

1番楽しいんだよね、ということを

再認識する。

それと同時に

「自分は何にチャレンジしてる?」

と自問させられる。

 


ぼくは社会人2年目から、

毎年1回フルマラソンの大会に

出場してきた。

 

自分の体と向き合いながら

試行錯誤して、

時間を見つけてトレーニングし、

毎年少しずつ、でも着実に

自己ベストを更新していくことは、

なかなか楽しい作業だった。

 

でもあるときから

タイムの更新ができなくなった。

 

練習環境が変わったり、

仕事が忙しくなり

十分なトレーニングを

積めなくなったことも

あると思うけれど、

30歳に近づき体も少しずつ

衰え始めたと感じることが

増えてきた。

 

そんななか一度は走っておきたいと

思っていたウルトラマラソン

 

3年前に初めてエントリーしたものの

一年目は体調不良で欠場し、

二、三年目はコロナ禍で

大会が中止になった。

 

この2年ほどは目標にする大会も開催

されなくなり、惰性で走る日々になった。

 


そして迎える2022年。

どうやら件のウルトラマラソン

開催されるらしい。

 

開催を知った当初は

「さすがに熱も冷めたかな…」

と思っていた。

 

ところが毎日、目の当たりにする

娘の成長である。

挑戦を渋っている自分を突きつけられる

ようでソワソワした。

 

そんなことを妻に話すと

「せっかくなんだから走ってくれば

いいんじゃない?」

とのこと。

あれこれ迷っていたが踏ん切りがついた。


というわけで、2022年はウルトラマラソン

出場することにした。

家事育児、仕事に加えて今まで以上の

ランニングが加わって忙しくなるだろうけど、

少しワクワクしてきている。