持ち家vs賃貸 家を持つことの価値編

「持ち家と賃貸どちらに住むのがいいんだろう?」

 

この記事ではそんな疑問について、「家を持つことの価値」の面から考えていきたいと思います。

 

主な内容は次のとおりです。
・自分の生活に合った住宅を設計できる
・自分の好きなようにカスタマイズできる
・「自分の家」という充実感、安心感を得る事ができる
・持ち家か賃貸かを選ぶ上で「『家を持つことの価値』をどれだけ重視するか」が一つのカギ

 

僕は現在32歳で妻と子1人の3人家族。年収は同年代の平均程度です。
結婚当初は賃貸派でしたが色々と検討した結果、土地探しから注文住宅を建てることを決断し、今年になって地元の工務店と契約をしました。
今回は「家を持つことの価値」の面を書きたいと思います。

 

○自分の生活に合った住宅を設計できる
これは持ち家のうちでも注文住宅を建てる場合に限られますが、より自分たちの生活スタイルにあった住宅を設計できるというメリットがあります。(建売でも建設前であれば間取りや内装の要望を聞いてもらえる事はあるそうです。)

どんな建材を使うか、から始まり、自分たちの生活にあった間取りの家を建てることで、より生活にフィットした住宅を手に入れることができます。

もちろんすべての希望を取り入れることは難しいし、そもそも自分たちの本当の希望を洗い出し、精査し、伝え、設計に反映していく作業は多くの手間がかかるものです。

そんな手間をかけたくないし、一般的な間取りでも構わない、という場合には、自分たちにあった住宅を設計できるというのは大したメリットには映らないかもしれません。

でも、日々の暮らしをおくる家に対してこだわりを持つ場合には、注文住宅という選択肢を検討してもいいかもしれません。

 

〇自分の好きなようにカスタマイズできる
賃貸だといずれ出ていかなければならないので、下手にものを取り付けたり改造したりできないですよね。

その点、持ち家なら自分の好きなようにカスタマイズできます。
戸棚を作りつけたり、壁紙を張り替えたり、趣味の道具をしまうスペースを作ったり。
一戸建てで庭があれば、家庭菜園やガーデニングもできます。

そういったことを「生活を豊かにすること」ととらえ、価値を見いだす人にとっては、住居を自分用に作り替えにくい賃貸よりも、持ち家を持った方が生活の質が上がるかもしれません。

 

〇「自分の家」という充実感、安心感を得る事ができる
これはかれこれ10年くらい賃貸生活をしていて感じる事なんですが、借り物の住居に暮らしているとどことなく心もとなさを感じることがあります。
これは僕が一戸建てで育ったことも影響していると思いますが。自分の家があることで得られる安心感や充実感があると思います。

自分の居場所、帰る場所があるのはなんとなくほっとするものではないでしょうか。
また、子どもにとって、育った家の記憶は幼少期の思い出のなかで一つ大きな要素になると思います。
そして大人になって家を出たとき、帰れる実家があるというのおm一つの価値になるのではないかと思います。

 

○持ち家か賃貸かを選ぶ上で「『家を持つことの価値』をどれだけ重視するか」が一つのカギ
ここまで書いてきたことは、精神論的な面が大きいです。
でも、住宅について考えることって毎日の暮らしについて考えることだと思うんです。

だから経済面とか社会生活を営む上での便利さももちろん外せない観点ですが、どれだけ毎日の生活から充実感を得られるか、という精神的な面も同じくらい考慮する必要があるんじゃないかと思います。

暮らしの充実感がどこから来るか、それをどれだけ重視するか、は人それぞれです。
家を持つ事で得られる満足度よりも賃貸の手軽さや便利さの方が大切と感じるならならば賃貸を選べばいいし、持ち家から得られる満足感に重きを置くなら持ち家を選んべばいいと思います。

度々書いていますが、何を重視し優先するかはその人の価値観次第です。
いずれにしても住宅を考える事は暮らしを考えること。
将来的に住宅をどうしていくか考えるには、どんな暮らしをしたいのかを考え、それを実現できるような選択をしていく、という心構えが大切なんだろうと思います。

なんとなく観念的な内容になってしまいましたが、正解がないテーマを考える際には、自分たちの価値観を見つめ直すことが、自分たちの答えを出すためには不可欠なのだと思います。
なかなか面倒ではありますが、そんなプロセスを通して満足のいく選択をしていきたいですね。

 

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