妊娠中の健診のお金はどれくらいかかる?

「子どもを産むのってどれくらいお金がかかるんだろう?」

 

これから子育てをしようとしてる方々、そんな疑問をもっていませんか?
子育てに「お金」がかかるというのはよく聞きますよね。
しかも育てる以前に産むのにもそれなりのお金がかかる、というのも耳にし、僕もだいぶ構えていました。

でも実際のところいくらくらいかかるのか?、というと正確な金額はわからず。。。
周りの経験者に聞いても「ある程度は行政から補助が出るよ」ということは覚えていても、じゃあ「実際の自己負担額どれくらい?」となると「う~ん、忘れた(笑)」という回答ばかりで。。。

行政からの補助額とかは調べればわかることですが、実際に経験した人の自己負担額がどれくらいかかったのか、が事前にわかると良かったな、と思うんです。

そこで今回は、僕たち夫婦の妊娠・出産の費用がどれくらいかかったのか、そのうち行政の補助がいくらで自己負担がいくらだったのか、整理してみました。

今回はまず妊婦健診編です。
これから妊娠・出産を迎える方のひとつの参考になればうれしいです。

 

○妊婦健診の費用
まず妊婦健診費用に関する補足的なことについて(結果を見たい方はとばしてください。)


・妊婦健診に健康保険は適用されない
妊婦健診費には健康保険(医療費の自己負担額が3割で済む)が適用されず、全額自己負担になります。
「妊娠は病気ではない」という判断によるものだそうです。(個人的には疑問を感じますが。)

そのため一回の検診費は、普段風邪などをひいて病院で診察を受ける時の診察料と比べると高額になります。

しかしすべてが自己負担という訳ではなく、自治体から補助があります(補助額は自治体によって異なります)。
検診費から補助額を引いた金額を自己負担することになります。

 

・妊娠確定までの健診費は全額自己負担
最初妊娠を疑うと市販の検査キットなどで確認し、妊娠と診断されたら産婦人科に行く、という流れになりますが、子宮内に胎嚢が確認できても、この段階ではまだ妊娠確定とはなりません。

妊娠7週頃に胎児の心拍が確認できた段階で妊娠確定となり、医師から役所で母子健康手帳をもらうように、との指示があります。

この母子手帳をもらうタイミングで妊婦健診費の補助券も受け取ります。

妊娠確定前に3回ほど検診がありますが、その分は補助されず全額自己負担となります。

 

・血液検査や詳しいエコー検査をする回の健診費は自治体からの補助だけでは足りない
妊婦健診に通っていると、何回か詳しく検査をする事があります。
このときの健診費は普段よりも高額になり、自治体からの補助券では足りません。
時には自己負担が1万円を超えることもあります。

 

・突発的な診察料は補助されない
妊娠期間中、定期健診とは別に、突発的に診察を受けに行くことがあります。
体の不調を感じたり、下腹部の痛みや出血がある場合には、定期健診とは別に病院に行くことはあります。
そういった時の診療は自治体からは補助されず、全額自己負担となります。

 

 

以上を踏まえて、、、
我が家の妊婦健診にかかった費用は以下のとおりでした。↓

 

  回数   診察料   補助額  自己負担額 

1回目  ¥         6,000  ¥                -  ¥         6,000
2回目  ¥         5,000  ¥                -  ¥         5,000
3回目  ¥         5,000  ¥                -  ¥         5,000
4回目  ¥       23,530  ¥       12,000  ¥       11,530
5回目  ¥         5,000  ¥         4,500  ¥            500
6回目  ¥       11,120  ¥         4,500  ¥         6,620
7回目  ¥         5,000  ¥                -  ¥         5,000
8回目  ¥         5,000  ¥         4,500  ¥            500
9回目  ¥            220  ¥                -  ¥            220
10回目  ¥       15,880  ¥         5,000  ¥       10,880
11回目  ¥       11,000  ¥         5,000  ¥         6,000
12回目  ¥         4,400  ¥                -  ¥         4,400
13回目  ¥         5,000  ¥         5,000  ¥                -
14回目  ¥         5,000  ¥         5,000  ¥                -
15回目  ¥       15,410  ¥         5,000  ¥       10,410
16回目  ¥         9,500  ¥         5,000  ¥         4,500
17回目  ¥         5,000  ¥         5,000  ¥                -
18回目  ¥         5,000  ¥         5,000  ¥                -
19回目  ¥         4,000  ¥                -  ¥         4,000

合計    ¥   146,060    ¥    65,500     ¥      80,560

 

妊娠期間中の診察料の合計は¥146,060。そのうち自治体の補助額は¥65,500で、自己負担額は¥80,560でした。
50%以上自己負担という結果です。

 

もう少し細かく見ていくと、産婦人科で診察を受けた回数は19回で、そのうち自治体からの補助を使えたのは12回でした。
予定ではもう一回定期健診があるはずでしたが、出産が予定より少し早まったため、1回少なくなりました。

補助額が途中で¥4,500から¥5,000になっているのは、僕が住んでいる自治体の補助額が途中で¥500増えたためです。

4回目の診察の補助額が¥12,000なのは、この回の検査項目が多く、補助額が多く設定されているためです。(自治体によっては他の回と同じ額かもしれません)

ただそれでも診察料自体が高いため自己負担も多くなりました。

 

以上が我が家の妊娠期間中の診察にかかった費用です。
多いと思いますか?意外と少なかったですか?

住んでいる自治体、通う産院や妊娠の経過によって実際の負担額も変わってきますが、一つの例として参考にしてもらえればうれしいです。

 

今回の記事は以上です。